5月 202008
 

FreeBSD-users-jp な ML でも話題になったのだけど、ログインすると scim が core をデスクトップに毎回吐き出してくれる。と言う件。

僕は KDE3 で skim+scim+ja-scim-canna を利用しているのだけど、この環境でもきっちりと core を吐いてくれるのでいいかげんウザイと思っていた。

しょーがないのでそろそろなんとかするべか。と思い、KDE3 上の 「skimを設定」の画面から「KDE の起動時にskimを開始する」のチェックを外してみることにした。

すると今度はログインしたときに skim が起動してくれなくなるので ~/.xsession から以下のスクリプトを起動するようにしてみた。

#!/bin/sh
export LANG=ja_JP.eucJP
export LC_CTYPE=ja_JP.eucJP
export KDE_LANG=ja_JP.eucJP export QT_XFT=true
export GDK_USE_XFT=true export QT_IM_MODULE=scim export GTK_IM_MODULE=scim
export XMODIFIERS="@im=SCIM"
sleep 5; /usr/local/bin/skim -d

 
でもって .xsession では以下の記述を追加。startkde する前に skim を実行することにしてみた。

# skim daemon
Skim="$HOME/bin/skimstart.sh"
if [ -f $Skim ]; then
    exec $Skim &
fi

 
するとまぁ、なんとなー。core を吐かなくなったじゃないのさ。すんばらしー。

なぜ、こんな設定にしたのか?と言えば、もしかしたら KDE と skim の起動順序に問題があって core を吐くんじゃないのかな?と、なんの根拠もなく、ただ漠然と思い、試してみただけのことなのでした(^^;;。

ちなみに僕は kdm からログインして ~/.xsession を参照するようにしています。kdm の起動に関係するファイルは /usr/local/share/config/kdm/Xsession になるのだけど、この最後の部分を以下のように変更しています。

case $session in
    "")
        exec xmessage -center -buttons OK:0 -default OK "Sorry, $DESKTOP_SESSION is no valid session."
        ;;
    failsafe)
        exec xterm -geometry 80x24-0-0
        ;;
    custom)
        exec $HOME/.xsession "$1"
        ;;
    default)
        exec $HOME/.xsession startkde
        ;;
    *)
        eval exec $HOME/.xsession "$1"
        ;;
esac

 
これで、kdm のメニューの部分のパラメータが $1 に入るのでそれを ~/.xsession に渡すことができます。後は ~/.xsession で好きな設定をすることにより、自分の好きに起動するプログラムを変更します。

と、言うのはその昔、FreeBSD Press の 「gnome と KDE の特集」で書いたことがあるなぁ;-)。

さてと、これで scim が core を吐かなくなったわけだけど、gnome は使ってないので、gnome での動作は解りません。もしかしたら、scim-setup で設定できるかもしれないですが、僕には解りません;-)。

  2 件のコメント to “scim-helper-manager.core の core うざい・・。”

  1. FreeBSD に KDE4.1 がやってきた。

    cvsup で最新の ports-current を取り寄せていたら、8/8 辺…

  2. kde4-4.4.5+qt-4.6.3 環境の scim-1.4.7。

    FreeBSD の最新の ports-current を追いかけていたら KDE…

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