ばん はもつ焼きのお店。サワーとホッピーのお店。いろいろな人がこのお店にやってきます。老若男女、学生さん、会社帰りのおじさんおばさん。パチンコ帰りでお金が無い人等など。みんながジョッキ片手にグビグビ飲んで食べています。

 皆さんも一つどうですか。ばんに遊びに来ませんか。皆で楽しく話をして、飲んで食べて歌って踊って楽しくワイワイっ!!。

 酒処、もつ焼きばんと言う位なので立派な、由緒正しい伝統的な「赤ちょうちん」のお店です。入口、面構えもおせじにも立派だとは言えないです。が、(お店の)奥は深いです。扉を開けるとそこは戦場。お客でごったがえしています。
 カウンターには怪しい常連さんがドドーーンと居ます。あめげずにグングン中に入って行きましょう。
 フロアは二階もあり団体さん等も OK。キャパシティは 50 名以上有ります。50 名様ですと二階は貸切りとなります。

 のれんをくぐるとすぐ右側にマスターがモツを焼いています。そしてお客様がいらっしゃるとすかさず「へいっ!!っらっしゃぃっ!!」っと威勢の良い声で迎えてくれます。
 モツ焼き焼いてこの道 40 年数年の大ベテランで、確かにマスターの焼いたモツ焼きはうまいです。主に火のそばに居てカウンターに座ったお客様の相手をしています。が、当然本命は火の上の食材です。
 きぃちゃん です。普段は一階の座敷を担当しています。なかなか面白い人で仕事が終って帰る時に見掛けたらデンガロハットをかぶってました(^^;;。結構おしゃれかな(^^)

 マスターが居ない時は代打で焼物を担当する時があります。

 二階担当で、揚げ物、刺身、鍋等を担当する板さん、信さん(のぶさん)です。いつも「二階の板さん」と呼んでいたりします(^^)。

 二階は、宴会等大きな団体さんがどはどば入るので目が回る程忙しいですが、バリバリと働いている姿はなかなか美しい(^^)。

 左側は夜 9:00 にならないと登場しない怪しい人です。うそうそ。自分の仕事が一段落してその後でばんで酔っ払いを相手にしてくれる心優しい女性です。やえこさん です。

 右側が 除さん(じょうさん)ですですが、既に中国に帰ってしまい今はいません。かわりと言っては何ですが、やはり じょうさん と言うお名前の方が新たにお店の仲間として加わりました。現在写真はありません。

 マスターの弟さんになります きよしさん です。ちょっと照れ屋さんで写真をお願いしたのに全然写ってくれませんでした。
 じょーさん と同じく中国は福建省から来ています。ごさん です。ばんの店員さんの中で唯一若い女性でしょうか。主に一階のカウンターの中にいます。
 写真の最後に登場は、マスターの息子さんで けんちゃん です。最近はめっきりお店で働かなくなりました。もっと働いてバイト代稼ぎなさいよね。(僕はけんちゃんと仲よしです;-)

 後、写真は無いのですが、他にも店員さんは沢山居ます。若い男性が所せましと動いています。昔からはずいぶんとメンバが変わりましたがばんの命は若い店員さんの中にも脈々と続いています。

 創業は今を遡ること 40 年数年前、マスターが中目黒の地に、酒処 もつやき「ばん」を開店させました。当時の様子を語る資料は今はもう無いのですが、常連客の皆さんのお話によるとカウンターだけの小さな店だったそうです。

 「モツ焼き屋」と言えば当然赤ちょうちんのお店です。安い値段でたらふく食べて飲める店なのです。つまみはモツ焼き、酒と言えば安い日本酒と焼酎の時代でした。
 そんな中で、当時から焼酎と言えば甲類と乙類が存在していましたが、乙類の焼酎の原料は麦、蕎麦、イモ等でありその原料は、独特の香りを持ち割と高価なものでした。それで甲類の焼酎をメインに出していたのですが、甲類の方はただ酔うだけで味も香りもない。ではこのクセの無い甲類の焼酎をどうやって美味しく飲めるか?悩みに悩み、思考錯誤を繰り返した挙げ句に考え出されたのが、「焼酎を炭酸水で割りそこにレモンのしぼり汁を入れるサワー」でした。

 当時、ちまたでは似た様な飲物が多数存在していたそうです。しかし呼び方としては「炭酎(たんちゅう)」とか、「酎炭(ちゅうたん)」等あまりパッとしないものでした。
 そこで「ばん」のマスターは当時、お客さんとして来ていたある人と、考えに考えて(注:「お客さんとして来ていたある人」とは、今ではハイ・サワーで有名な博水社の社長さんと言う事です)

ジンを炭酸で割れば「ジンサワー」になる。焼酎を炭酸で割ったのは「酎サワー(ちゅうさわー)」ではかっちょ悪い。そーだっ!!「サワー」と呼ぼうっ!!

 そうなのです。「ばん」は当時、いろいろなお店でいろいろな名前で呼ばれていた焼酎の炭酸割を、日本で初めて「サワー」と名乗り、店に並べた伝統のある店だったのでした。

 これが今から 40 年前の話なのですが、今でこそどこの店にも置いてあり呼ばれている「サワー」でですが、発祥の地は中目黒、酒処、もつやき「ばん」からなのでした。

 その後は、現在の「サワー」の普及を見てもらえば解る通り、日本全国、ありとあらゆる店のメニューになった「サワー」を考えればこの「ばん」の功績は多大なモノであると言う事が容易に想像が付きます。



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