最新更新日 2002.06.17.

インストールは?
 一番大きなお話としては、XFree86 のディレクトリはどこに行ってしまったの?と言う点かと思います。確かにディストリビューションとしてのデイレクトリは無くなりました。しかし、packages 中に XFree86-4.2.0_1,1.tgz があるのでこれを使う事になります。

 今までは、XFree86 3.3.6 が標準で、4.1.0 が packages として付いていましたが、今回からは、XFree86 4.2.0 になりました。3.3.6 から移行の人は XF86Config の生成が大変かと思いますが頑張って作ってみてください;-)。 4.1.0 からの人は、あえて新たに作成する必要はありません。4.1.0 で使っていたモノを /etc/X11 に入れで上げれば OK でしょう。

 ま、デスクトップのマシンにインストールする分にそんなに問題は無いと思います。普段通りのインストールで OK の様です。どうしてもインストールがうまく行かない様であれば、ブートする時に pcic 辺りのデバイスを外してみてください。私の場合はサクサクっとインストールできました。

 さて、インストールでは、"Choose Distributions" で "Developer" を選択して、X 無しモードでインストール。その後、pkg_add で XFree86-4.2.0_1,1.tgz をインストールしてあげれば良いでしょう。

 もしかして、"X-Developer" を選択すれば pkg_add してくれるのかもしれませんが私は試していません;-)。4.6-mini.iso を使っているので・・;-)。

 と、言う事で頑張って X も含めてインストールしましょう;-)。

sendmail-8.12.3 だよん。
 うほほ。sendmail は最新版ですねぇぇ;-)。いよいよ、送信、受信とデーモンが分かれました。より安全に。と、言う感じでしょうか。私は最近全然追っていけませんが・・(^^;;。ま、平たく言うと、/etc/mail/sendmail.cf と /etc/mail/submit.cf の二つに分かれました。基本的には submit.cf はいじる必要はありません。

 と、言う事で、2,3 はまった点を。

・IPv6 Ready にするには今まで通り、sendmail.cf に

O DaemonPortOptions=Name=MTA-IPv6, Family=inet6

を追加しましょう。

・majordomo 使っています? X-Authentication-Warning: が表示されるので、submit.cf に Tmajordom と設定して上げましょう。

 後は、実際にいろいろ活用してみるしか手は無いでしょうねぇぇ;-)。頑張って sendmail を克服しましょう;-P。

kde-3.0.0について。
 もしかしたら、KDE3 に付いては別項目で書くかもしれません。リリース直後の状態について書いておきます。

 まず初めにですが、XFree86 4.2.0 との組み合わせでどの様な挙動が起きているのかまだ把握出来ていません。なので、ここに書いた事はどーなるか・・。ですね;-)。

 インストールについてですが、kde-i18n-3.0.tgz を pkg_add すると、とんでも無い事に・・;-P。他国語版対応ですね。日本語版だけで良いのであれば、ja-kde-i18n-ja-3.0.tgz をインストールすれば OK です。 kde-i18n-3.0.tgz はインストールする必要は有りません。

 後、KDE3 になって ja- で始まるヤツは無くなりました。KOffice は KDE2も KDE3 も 1.1.1 のままです。ja-koffice-i18n-1.1.1_1.tgz は KDE2 用の packages です。注意しましょう。

 とまぁ、ひたすら pkg_add すれば KDE3 がインストールされます。では実際に使ってみて気がついた点を・・。

・フォントの設定がぁぁ・・。
 アンチエイリアスの設定が苦労せずに使える様になったのは嬉しいのだが・・。fonts.dir のフォントと XftCache のフォントの両方を表示するのはある意味やめて欲しいなぁぁ。仮に前者をビットマップフォントと呼んだとして、ギザギサが出るのは気になる。また、 /usr/X11R6/lib/X11/fonts/TrueType に fonts.dir と XftCache の両方があった場合、同一のフォントが二つ表示される。一個は AA 、一個はギザギサ。あんま嬉しくないのよねぇぇ。

・XIM 動作変?
 JKUG から QT-3 に対するパッチが出ています。 FreeBSD の packages/ports ではこのバッチに対応している版が出ている様です。嬉しいですね。それにしても動作が不安定です・・。konqueror の form の四角の日本語を入力してもまともに反映されていません(ある文字が打ち込めなかったりします)。これは困った・・。

・KOffice は日本語化していない。
 他には、KOffice を起動するとメニューが日本語化されていないであるとか、konsole で日本語が表示できないと言った結構致命的とも言える部分が有ります。あれまぁ・・。やっぱ、ja- で始まる packages/ports が欲しいなぁぁ。

 と、言う事で、デスクトップとして KDE3 を利用する事は諦めました。私は、KDE-2.2.2 を利用する事にしました。KDE-2.2.2 は結構使いやすくなっています。特に、アンチエイリフス回りが随分と改善されました。今まで、表示できないフォントサイズがあったりしたのですが、全てのサイズで表示出来る様になりました。これは嬉しい。

 また、konqueror でアンチエイリアスを利用した場合も、正しく文字を表示出来る様になりました。これも嬉しいですね;-)。ただ、msgothic.ttc は表示できなくなりました;-)。

 ま、もしたしたら僕の環境だけの問題かもしれませんが KDE-2.2.2 は良い方向に進んでいます;-)。普段のデスクトップでは KDE2 を利用し、KDE3 は検証用のマシンにインストールしています。こっちで検証して、GO が出る様であるならデスクトップを KDE3 に移行したいと思っています。

 ま、初期の段階ではこんな所で。気がついた点があったらまた更新します。



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