5月 142013
 

それにしても僕の持っている MEDIAS LTE N-04D の GPS がまともに動作しない。おかしいっててんで GPS 関連のアプリを色々インストールしてみました。その中で中々面白いのがあったのでちょっと記事を一つ書いてみます。

MEDIAS LTE N-04D は Android4.0 にしたあと、ついこの間 2013/04/25 にアップデートがありました。docomo のサイトの情報を読んでみると以下のように書かれています。

改善される事象
特定の環境において地図アプリでナビ機能を利用中、まれに携帯電話(本体)が再起動する場合がある。

となっています。ふむー。やはり GPS 回りで何かしらの改修が入ったのかなぁ。雰囲気的にこのアップデート適用後に GPS がまるで機能しなくなったような気がする・・。orz。

さてさて。IPhoen5 と比較した場合、 Android の性能なのか MEDIAS LTE N-04D の個体のせいなのかわかりませんが GPS がまともに動きません。ナビアプリを起動すると「現在地を特定しています。」から先に進まない。そらそーでしょ。現在地が特定できないんだから;-(。

で、見つけたアプリは GPS Test というヤツ。起動時のキャプチャはこんな感じです。

Screenshot_Android_iPhone_GPS_1.jpg

広告無いのが嬉しいねぇ。ってのは置いといたとしても、自分が今いる場所が真ん中として、その回りに GPS がどれくらいいるのかが解るアプリです。すげー。こーいうのがあるんですね。

左下の部分を押すと GPS からの電波の強さが確認できます。スマートフォンで GPS を利用する場合最低三個、高度まで知りたい時は四個を補足するとバッチリってことですが、上記のキャプチャで自分の回りの GPS を把握してそこからの電波の強度を確認して、さて利用。って状態です。

ちなみに Android というか MEDIAS LTE N-04D は A-GPS を利用しているので docomo の基地局のアンテナとか Wi-Fi のアクセスポイントの場所から所在地を特定する(Google ストリートビューを作成するために走り回った車が Wi-Fi ポイントの情報も収集したのはこのためか?)するんですが、その情報は場所が変わったら更新しなければならない。

この GPS Test アプリには Settings で今持っている A-GPS の情報の初期化と新しい情報の再取得の機能があるので、素早く現在地というか、現在地の GPS の情報を知りたい場合には便利です。

が、結局 Android4.0 というか MEDIAS LTE N-04D では GPS が全くもっって利用できないのよねぇ。何か無効にしたアプリがいけないのかな?

さてさて。以上は Andoird でのお話ですが、iPhone5 は GPS に加えロシアの GLONASS まで使えるので、 GPS を利用するアプリにおいては現在地の特定というのがサクっとできます。この速さ、素晴らしい。って感じ;-)。

で、 Android アプリの GPS Test みたいに自分の回りの GPS を確認できるアプリはないんかな?とか思い探しまわったのですが、なんとか見つけました。
Galileo & EGNOS Satellites
というアプリケーションです。アプリの名前からしていかにも EU 産チックですよね;-)。キャプチャはこんな感じです。

IMG_4870_Android_iPhone_GPS_2.jpg

表示されたメニューから一番上の丸いボタンを押すと、先ほどの GPS Test と似たような画面が表示されます。そして、こっちのアプリは Galileo と EGNOS と GPS 衛星が補足できる;-)。あと、補足できる衛星の数はこっちのアプリのほうが多いような気がするのは気のせいか?;-)。

下の棒の部分、真ん中が現在の時間でスライドさせると衛星が動いていく。ってのも中々良い感じです。他にも地図で表示したりの機能があります。 GPS の信号強度などは表示されないのがちょっと悲しいところではありますが、今のところ iOS 用のアプリで GPS を補足できるのはこれだけでした。

それにしても GPS を使うなら絶対に iPhone5 ですね(ロシアの GLONASS が使えるようなったのは iPhone4S から)。GPS の補足とか現在地の補足が圧倒的に速い。アプリとかマップが優れていても GPS が利用できない Android ではどうしようもない。

あ。 MEDIAS LTE N-04D の GPS の FAQ には以下のように書かれています。

Q. GPSで現在地の測位ができない、精度が悪い
A GPSは人工衛星からの電波を利用しているため、以下の条件では、電波を受信できない、または受信しにくい状況が発生しますのでご注意ください。

建物の中や直下
地下やトンネル、地中、水中
かばんや箱の中
ビル街や住宅密集地
密集した樹木の中や下
高圧線の近く
自動車、電車などの車内
大雨、雪などの悪天候
携帯電話の周囲に障害物(人や物)がある場合
携帯電話のGPSアンテナ部周辺を手で覆い隠すように持っている場合

自動車・電車などの車内で使えない GPS って一体・・。orz

って、これで終わったらやっぱり Andpoid の GPS って「ダメじゃん。」ってことになってしまうので、 GPS をずっとオンにした状態で三日くらい過ごしてみました。するとあーた。使いたい時だけオンにするよりも普段からずっとオンにしていたほうがマップアプリとか GPS Test アプリを起動したときに反応が良いですね。

Android というか MEDIAS LTE N-04D の場合、電池の持ちが気になって GPS は利用時のみオンにしていたんだけど、GPS よりもはるかにバッテリを消費するのは LTE 通信。なので通信は GMS/G3 のみにするとバッテリはずいぶんと長持ちします。そして GPS をずっとオンにしていてもそんなにバッテリが消費されないということが解りました。

と、いうことで、これからは Android 機でも GPS はオンにしたままにしておきます。写真撮っても GPS ポイントが保存されるしねぇ;-)。

  1 件のコメント to “iPhone5 と Android4.0 の GPS 事情。”

  1. Android4.0 の GPS 事情。

    一個前のエントリに「iPhone5 と Android4.0 の GPS 事情。…

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